ボディリズム推薦者の皆様
金澤正剛(国際キリスト教大学名誉教授:ルネサンス音楽)
中世の人々は自然界の調和を音楽的調和と重ね合わせて考えていた。
すなわちこの宇宙が存在するのは、宇宙の隅々に数学的比率を基礎とした調和があるからであると考え、それを「ムジカ」の名で呼んだのである。さらにその考えを人の体にまで応用し、人が健康であるのは人体の調和が完全であるからとして、それを「ムジカ・フマーナ」の名で呼んだ。宮浦清氏のボディリズムメソッドという考え方は、ムジカを人間生活の自律的向上の手段と考える点において、実は中世以来の音楽に関する根源的伝統を受け継いでいるのかも知れない。今後も無限の可能性を持つ試みとして、将来へ向けてさらなる発展を期待したい。
石川光男(国際キリスト教大学名誉教授:生物物理学)
日本の伝統文化では、心身統御の鍛錬法として、呼吸法、特に腹式呼吸が重視されてきた。
そしてそれらは健康法や武道・芸道などの修行にとり入れられてきた。これは今日の視点から見れば、 呼吸が自律神経の支配下にあると同時に、意識によってもコントロールできるという二面性を持っている点と深く関わっていると思われる。即ち、呼吸のコントロールによって、自律神経をある程度コントロールし、心身の統一的能力の向上を図ることができる。宮浦清氏の提唱するボディリズムメソッドは、音楽の要素としてのリズムと呼吸を組み合わせた新しい心身統御の方法で、リズムと心身の関係を探る糸口となると同時に、健康法やスポーツ・武道などに応用する事によって、既存の手法とは異なる新しい成果を期待することができる。
永田幸雄(日本バレーボールリーグ機構:Vリーグ理事、全米公認アスレティックトレーナー)
一点を争うスポーツ現場では、適度な緊張感を維持しつつ心と身体をリラックスした状態に保つ必要があります。
そのためには、腹式呼吸と自律訓練法の習得が不可欠と考えていますが、それには長い時間がかかります。宮浦さんのボディリズムメソッドはとても簡単に、しかも楽しくそれらを身につけることができる画期的なメソッドです。勿論、スポーツだけではなく、日常生活の様々な場面でも間違いなく役に立つと確信しています。
別府真琴(医学博士、別府内科クリニック院長、「意識呼吸のすすめ」(朝日ソノラマ)著者)
息を意識的に吐くことは、副交感神経を働かせ内臓器官の調整を促します。
この腹式意識呼吸による副交感神経の活性化は、難病を含め病気の根本的治癒を導き、また人を変えるものです。私のクリニックにおいて指導している呼吸法は専門的すぎますが、宮浦清氏の提唱するボディリズムメソッドは、オリジナルの音楽に合わせて行う呼吸エクササイズで、意識呼吸の入門篇としてはとっつきやすく、老若男女を問わす誰でもが実践出来る呼吸法といえるでしょう。
渡部卓(ライフバランスマネジメント研究所代表、「会社のストレスに負けない本」(大和書房)著者)
宮浦清さんの音楽を使った呼吸メソッド「ボディリズム」を、各企業さまの社会人メンタルヘルス対策に提供してきております。
最近の社会問題として国を挙げての取り組みが進む「社会人メンタルヘルス対策」のソルーションを開発・提供している当社では、そのセミナーの一環として2006年の春より宮浦清さんの音楽を使った呼吸メソッド「ボディリズム」をプログラムに導入し、各企業さまの社会人メンタルヘルス対策に提供してきております。音楽を使った健康増進、能力開発の手法はカジュアル感覚も手伝って好評をいただいており、今後もより多くの企業さまに対するご提案に加えさせていただいている次第です。今までなかなか気付くことの出来なかったリズムと日常生活の深い関係を理解し自覚することが、もともとあった人間能力の再発見につながるなど、「ボディリズム」は今後の大きな発展・展開の可能性を秘めた分野であることが分かってきております。
大林守(専修大学商学部教授:応用計量経済学)
ボディリズムメソッドを、27年間にわたって女性キャリア教育を行ってきた専修大学HEIB講座(HEIBとは女性消費者問題専門家のことです)に取り入れました。
ビジネスマナーのように実務に役に立つものとしてではなく、自己管理意識を持たせるためです。いつでも音楽にアクセスできる学生達にとって、わかりやすく実践しやすい呼吸法として好評でした。
松尾厚二郎(元日本医学グループ医療法人社団健康厚生会 常任理事)
宮浦清さんの「ボディリズム」は、心身(ココロとカラダ)の相互作用に着目した画期的なごく自然な健康度向上メソッドです。
健康である人が更に長く維持増進するために、病気ではないけど健康とも言えない(未病)人が健康人に戻るために、不幸にも病気になってしまった人が健康を回復するために、いま何をなすべきか?は、現代社会でも最大の関心事であり、課題といえるでしょう!その意味で、「予防医学」がいま一番大切であり、“健康産業”が急成長するのも納得できるところです。「特定健診・保健指導」の実施が、H20年4月から被扶養者にも義務化されます。主にメタボリックシンドロームを予防・改善することにより、重篤な生活習慣病(脳卒中、心疾患など)を予防することに狙いがあります。メタボ及びその予備軍は、特定保健指導により定期的、体系的な運動、栄養指導および保健衛生指導を専門家から受けることにより改善が図られます。そのための日常生活習慣の中で、容易に、楽しく、持続的に継続できる効果的な仕組が求められます。「呼吸」は、自立神経の支配下にあると共に、自己でマネジメントが出来る最も大切な生命維持活動です。宮浦清さんの「ボディリズム」は、心身(ココロとカラダ)の相互作用に着目した画期的なごく自然な健康度向上メソッドです。「ボディリズム」が広く普及し、健康維持増進及び生活の質(QOL)の向上に大きな効果をもたらすことを確信して、ここに推奨をさせて頂きます。
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